昨日のブログでは
僕が公認会計士を目指す
キッカケについてお話ししました。
受験の専門学校があるようなので
僕はTACという専門学校に
通うことにしました。
今は試験制度が変わっている
かもしれませんが
僕が受験をした頃は
必須科目が次の5つ。
簿記
原価計算
財務諸表論
監査論
商法(今なら会社法ですね)
選択科目が次の3つで
このうち2つを選択します。
経済学
経営学
民法
僕は経済学と経営学を
選択しました。
試験科目がこんなに
たくさんあるのも
目指すと決めてから知りました(笑)
専門学校では
今年勉強を始めた
僕たちのクラス以外に
昨年以前から勉強をしている
人たちのクラスもあり、
その人たちが学校のヌシのように
見えました。
自分も後で
そうなるんですけどね(笑)
なんだここは…
と思うと同時に
ちょっとやそっとでは
受からないことに気付きます。
授業以外に
みんな早朝から来て
夜遅くまで残って
自習をしていました。
大学受験をする時も
こんな生活をしてたなぁ
と思いながら
僕もこの生活になっていきました。
僕が受験を始めた年から
論文式試験の前に
短答式試験が追加されました。
短答式に合格しないと
論文式に進めません。
短答式の受験日の頃は
まだ勉強がぜんぜん
追いついていなかったので
お試しの気分だったのですが
なんと合格してしまいます。
ですが次の論文式は
さすがに甘くなく
不合格となります。
この年は専門学校に行く途中
地下鉄の階段で足をすべらし
ずり落ちて骨折したり
いい年じゃないですね(笑)
ですが、これは序の口。
この後も僕は受験を続けますが
2年目も3年目も
短答式は受かるけど
論文式で落ちてしまいます。
この時はもうとっくに
大学も卒業しているし
就職もしていない
ただのプータローです。
歳の近い弟たちも
すでに働いています。
実家暮らしでしたし
家兼会社だったので
いろんな人に仕事をしていない
自分の姿を見られるのが苦痛でした。
そして4年目の受験、
短答式で落ちてしまいます。
僕自身もショックでしたが
落ちたことを伝えた時の
母の顔が今でも忘れられません。
父は時々嫌なことも言うけど
「絶対に受かるまでやれ」
と言って応援してくれました。
5年目の受験を始める前に
決めました。
今回ダメだったら諦めよう。
どこかに弟子入りして
職人にでもなろう。
それまでも必死に
勉強していたつもりでしたが
背水の陣だった5年目は
勉強の質も量も上がりました。
試験日の時には
オレが受からないなら
誰が受かるんだ?
くらいに思っていました。
そしてこの年、受かります。
1999年でした。
長くなったので次回に続きます。
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Profile
公認会計士として監査法人に約10年間勤務。
リーマンショック後に中小企業の事業再生業務に就き、中小零細企業やその経営者の現状を知る。
経営戦略や会計の知識がないと、頑張っても報われない間違った努力になると痛切に感じる。
苦しんでいる中小零細企業やその経営者の力になりたいと模索している時、MGと出会う。
西順一郎先生に師事し、MGを学ぶ。
京都市を中心にMG研修(コッカラMG)を開催しています。
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「MGを通じて強靭な会社を経営者と共に創り、日本経済を元気にする!」