倒産する会社の特徴

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車を注文、入金までしたのに

納車されないという事件が

テレビで報道されていました。

注文したメーカーの正規代理店が

破産してしまったそうだ。

お金を払ったのに

納車されないなんて

可哀そうすぎる話です。

車じゃないけど

似たような話が身近であったな…

思い出しただけで腹が立つ！

あそこはまだ倒産してないけど

いずれするでしょう。

話をもとに戻して…

車を注文するときに

注文する先の会社の

財務状況まで調べたり

普通しないですもんね…。

もし財務状況を調べてたら

何かわかったんだろうか？

破産するくらいだから

赤字を出していたかもしれない。

これは

損益計算書を見たらわかります。

損益計算書のことを

P/Lと言います。

でも

P/Lが赤字だからといって

破産・倒産するわけではありません。

赤字か黒字かというのは

その年の損益のこと。

その年が良かったか悪かったか

というだけです。

決算書には損益計算書のほかに

貸借対照表というものがあります。

タイシャクタイショウヒョウ

と読みます。

B/Sと言うことが多いです。

B/Sを見ると

会社の財産状況が分かります。

資産がどれだけあるか

負債がどれだけあるか

その差額の純資産がどれだけか

きっと破産した会社は

純資産がマイナスに

なってたんじゃないかと思います。

純資産がマイナスって

そんなことあるの？

普通にあります。

債務超過という状態です。

赤字経営を続けていると

いつか債務超過になります。

債務超過になっても

すぐに倒産するわけでは

ありません。

倒産するのは

お金が回らなくなった時です。

債務超過でも

銀行がお金を貸しくれたら

お金は回るので倒産しません。

銀行が貸してくれなくても

社長本人が

自分のお金を会社に入れたら

お金が回ります。

それもできなくなって

支払先に支払を待って

もらえなくなったら

いよいよ倒産します。

債務超過の会社には

銀行もお金を貸したくはないし

社長の個人資産も限界があります。

なので赤字でも債務超過でも

すぐには倒産しないけど

何年も続いていたら

倒産は近いかもしれないぞ

というサインです。

会社の決算書を見る機会があったら

P/Lが赤字か黒字かも大事ですが

B/Sが債務超過になっていないかも

チェックしてみてください。

ほかには…

あの社長、

急に金回りが良くなったな～

というのも危ないです。

一時の成功で

すぐに調子に乗るタイプ

危険です(笑)

服が高級ブランド物になったり

最近、高級車に乗り換えてたり

派手に飲み歩くようになったら

注意した方がいいでしょう。

いませんか？

周りにこういう人。

いたら気を付けましょう！

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