誰も取り上げていないシンプルな切り口

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今、平野啓一郎氏の

私とは何か

「個人」から「分人」へ

という本を読んでいます。

読むキッカケは

姪の夏休みの宿題です(笑)

まだ読み終わってないですが

非常に面白いです。

人間関係や

内面に生じる様々な感情を

これほどうまく納得いく形で

説明できるのかと

驚きの一冊です。

なぜなんだ？と

一人で葛藤していたことや

苦しんでいた問題が

平野氏や提唱する「分人」という

考え方でだいぶスッキリと

整理がつきました。

「分人」とは何かは

本を読んでいただきたいですが

読むと「そうだよな～、確かに！」

と思うところがありました。

そう思うということは

自分でも何となく

似たようなことを

ぼんやりと感じていた

ということです。

ですが

言語化はもちろん

論理的に整理しておらず

感覚的なものとして

感じていただけです。

言語化するのと

感覚的なものは

雲泥の差があると思っています。

書籍の形で世に出すためには

文書化するために深く考察し

論理的に整理する必要があります。

これをするのが

めっちゃくちゃ大変です。

言われてみれば

確かにと思うことでも

ネーミングもされておらず

誰も深く考えたことがない切り口。

論理的に整理すると

シンプルになる。

逆にシンプルにならなければ

整理されていないってこと。

切り口を見つけ出して考察し

整理してシンプルにして

ネーミングすることで

初めて日が当たるんです。

MGで教わるMQ会計を

初めて聞いた時

なんだ、そんなことか。

と思いました。

損益を5つの要素に単純化して

記号で表す。

その記号を使って式にする。

そんな難しいことを言ってないし

式の意味は当たり前なこと。

しかし

損益を5要素で表すことは

誰もしていなかったし

単純な式で表現することも

誰もしていなかった。

西順一郎先生の前には。

5要素という切り口を

見出して考察し、論理構成する。

要素を使うことで

損益分岐点分析も

新境地が拓かれました。

最初は

分かってなかったんですよね。

この功績のすごさが。

僕が凡人過ぎて(笑)

まとめると

論理構成されたシンプルな切り口で

誰も取り上げていなかったら

それは大発見です。

西順一郎先生のMQ会計も

平野啓一郎氏の分人も

どちらも知っていると

生きやすくなりますよ～

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