兄弟経営　～株式会社高産～

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MGフェスティバル振り返りの

第2弾です。

株式会社高産

大阪の八尾で

産廃処理業を営む会社です。

高産のHP

「たかさん」と読みます。

社名の由来は

高田三兄弟で始めた会社だから。

長兄の昌佐己さん、

2つ違いの双子の

実佐大さん、叔志大さん

双子の二人は僕の目には

区別がつかない(笑)

ちなみに

昌佐己さんも髪を無くすと

同じ顔になります(笑)

とにかく三兄弟の仲がいい！

それが素晴らしい。

3人で会社を始める時

社長を誰にするか？となって

なんとジャンケンで決めたそうです。

勝ったのは三男。

三男を社長にして創業します。

すると父君から

社長を交代制にしては？

という提案を受けて

創業5年が経過した時に

長兄と次男でジャンケンをします。

勝ったのは次男。

次男が社長に就きます。

さらに5年経った時に

長兄の昌佐己さんが社長に就いて

弟たちが言って

今に至るそうです。

このエピソードだけでも

仲の良さがうかがい知れます。

さて、高産とMGですが

MG以前はというと

安売り！

忙しい！

ケチケチ！

の経営していたそうです。

忙しくしていないと不安。

バタバタ貧乏ともいいますね。

忙しすぎると現場は疲弊します。

社員を採用しても退職の繰り返し。

しかしMGをして

安売りは悪だと気付かれます。

値上げをすることで

詳細は省きますが経営改善に成功し、

退職者もほぼなくなります。

しかし、コロナの影響が。

受注量がジワリと減ってきます。

そこで今度は値下げをされたんです！

しかし以前と違うのは

売上を見るのではなく

粗利益を見ていたことです。

値上げでも値下げでも

大事なのは売上ではなく粗利益です。

粗利益を拡大できれば成功です。

そして見事成功されます。

高産の事例はMGだけでなく

TOCの事例発表もありました。

投入制限をすることで

お客様の待ち時間を減らし

1時間当たりの処理量を増やし

処理待ちの産業廃棄物を減らし

と次々に改善をしていきます。

一時は落ち込んだ生産性も

回復させていってます。

これらを三兄弟がそれぞれ

社長、営業トップ、現場トップとして

見事に協力し合って

成し遂げておられるんです！

兄弟ゆえにやりにくくて

経営がうまくいかないとか

人間関係が崩れたとか

よく聞く話ですが

高産には無縁のようでした。

兄弟の仲も良くて

経営状態も良くなっていく！

素晴らしいことですね！

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