MGフェスティバル振り返りの
第3弾です。
株式会社いれ歯やさん
神戸で入れ歯や差し歯、銀歯などの
製作・加工を行う会社です。
話を聞くまでは
彫金細工のように芸術的に
製品を仕上げていく
イメージがあったので、
モノ作りの好きな僕は
いい仕事だなぁと思っていました。
熊谷佳之社長がこの業界の現状を
語っておられたのですが
壮絶でしたね…。
キツイ、汚い、くさい、給料安い、
帰れないの5Kの環境。
朝から晩までどころではなく、
朝から朝まで働く日々。
とっくに死語となったはずの
「24時間戦えますか?」が
まだここにありました。
聞いているだけで
吐きそうになるほど苦しい話を
笑いを交えて話されていたのは
乗り越え、変えたきた実績と
私たちがやらねばならぬという
覚悟が決まっているからでしょう。
いつ寝るんだ?という状況で
よくMGが出来たなと思うのですが
熊谷社長がまずMGと出会います。
MGに一筋の光明を見出し
幹部社員にもMGに行ってもらうが
「もう二度と行きたくないです」
と言われてしまいます。
諦めなかった熊谷社長は時間を置いて
もう一度MGに行ってくれと頼みます。
MGもどういう環境でやるか、
誰とやるかが大事なんですね。
2回目のMGで
他社の社員さん同士が楽しそうに
MQ会計用語で話している光景を見て
羨ましい、こんな風になれるのか!?
と感じたそうです。
そこから徐々に火がついていきます。
この1件のオーダーが
いくらの儲けになるのか?
まったく分からず、知ろうともせず
ただ作業をしていたことに気付き、
まず、1件1件のオーダーの儲けを
出すことから始めます。
パソコンを触ったこともない
歯科技工士が
右と左の人差し指1本を使って
マイツールに膨大なデータを入力。
個別の原価が見えて
初めて個別の儲けが見える。
愕然としたそうです。
こんなに儲けがないのか…。
ビルの1階にあるローソンで
バイトした方がマシやん。
そこからの反撃。
内製と外注の見直し、
外注先の見直し、
歯科医院に価格交渉。
時間を追うごとに
粗利益は右肩上がり。
残業時間は右肩下がり。
24時間消えなかった
会社の明かりが消える日が来ます。
不夜城の異名を返上。
どん底、苦渋、辛酸をなめた
彼らは強い。
きっと彼らは歯科技工の業界を変える
旗手となっていくでしょう!
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会社名 | コッカラマネジメント合同会社 |
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営業時間 | 9:00 ~ 18:00 |
定休日 | 土・日・祝日 |
Profile
公認会計士として監査法人に約10年間勤務。
リーマンショック後に中小企業の事業再生業務に就き、中小零細企業やその経営者の現状を知る。
経営戦略や会計の知識がないと、頑張っても報われない間違った努力になると痛切に感じる。
苦しんでいる中小零細企業やその経営者の力になりたいと模索している時、MGと出会う。
西順一郎先生に師事し、MGを学ぶ。
京都市を中心にMG研修(コッカラMG)を開催しています。
コッカラMGに参加したい方、社内研修にMGを導入したい方は、お問合せください。
☆理念
「MGを通じて強靭な会社を経営者と共に創り、日本経済を元気にする!」