顧客は誰か？　～千里堂メガネ～

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今日からMGフェスティバルの

振り返りをしていきます。

今日は最初の発表をした

北海道の千里堂さんから。

千里堂は北海道の網走に

本店を置くメガネ屋さんです。

千里堂メガネ網走本店のHP

凄みを感じたのは

メガネ屋さんなのに

と話されたことです。

これは

顧客の求める価値は何か？

を徹底的に考え抜いたからこそ

出てきた答えだと思います。

僕は小学5年生の時に近視になり

メガネをかけました。

以来、メガネ、コンタクトレンズ、

レーシックと歩んできました。

べつにメガネじゃなくていいんです。

とにかく見えなくて困っている。

疲れなくて、面倒が少ない方がいい。

求めているのはそういうことです。

それを伊藤亮人社長は

「見え方」と表現されていました。

顧客の求める価値を考え抜いた

千里堂の作るメガネは

一味違うようですよ！

さて、千里堂とMGですが

MG以前はたくさん売ること、

売上を増やすことばかりを

考えていたそうです。

売上アップのために

特売チラシを作り、

少しでも原価を下げるために

時間も労力もかけていた。

しかしMGをして

要素別の利益感度を知り

研究開発の重要性を知り

それまでの間違いに気付かれます。

そこで行動を変えます。

安物を扱うことをやめます。

しかし、すんなりとはいきません。

スタッフが反対します。

現場で一生懸命売上を作っている

スタッフにしてみれば

そういう意見は出るでしょうね。

そこで客層の分析をしてみると

本当に安い価格帯のお客様は

1割だったかな？メモしてない…

その客層が無くなっても

店舗の責任ではないからと

スタッフを説得します。

すると顧客数は減りましたが

良いことが起こります。

理不尽なクレームが激減

したというんです。

そして、

高価なメガネを買っていただくので

自分たちの意識、時間の使い方が

変わっていったそうです。

そこからフラッグショップとなる

札幌の琴似店、東京オフィスの開設と

躍進が続きます。

もちろんMQ会計で

採算が取れると判断してです。

メガネを売っているからと言って

メガネを購入する人すべてが

お客様ではありません。

我々のミッションは何か？

顧客は誰か？

顧客の求める価値は何か？

これを見つけることが

事業の始まりではないでしょうか。

千里堂さんから素晴らしい実例を

学ばせていただきました！

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