倒産情報の中に知ってる会社が…

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ある会社が倒産したらしい

という話を聞いたので

ネットで検索してみたけれど

確かなことは分かりませんでした。

ただ倒産情報を調べてたら

その中にずいぶん前に

事業再生案件で少し関わった

会社の名前を見つけました。

その会社が

倒産したのは今年の春ごろ。

テコ入れして

なんとか頑張ってた

みたいだったのに

倒産したんだ…。

事業再生の仕事をした時に

よく感じていたことは

なんでもっと早く

再生案件として

取り扱わなかったんだろう…

ということでした。

再生案件として

僕らのところに回ってくる会社は

財務内容がかなり傷んでいる

会社ばかりでした。

病気で言うと

かなり進行している末期の状態。

治療するにも体力が少ないから

できることが限られている。

つまり、お金が無く

追加融資を受けることも

難しい。

粗利益を生み出す

新しいことに取り組みたくても

お金がなくて出来ない。

できることは

ある財産を処分したり

支出を抑えるために

コスト削減したり。

でも

すでにコストは削っているから

そこから削るとなると

身を削るような話になってくる。

悪くなってからだと

再生するのは

本当に難しいと感じました。

だから

こんなに悪くなる前に

対策を始めるのがいいけど

そういう時って

まだ気付いてないですからね…。

一番いいのは

うまくいってる時から

常に学んでおくことです。

十分、健康な時から

食事や運動、健康に気を付けて

生活していたら

病気になるリスクは

低くなりますよね。

病気になっても

体力があるから

治るのも早い。

心臓の病気をした友人が

お医者さんから

運動して筋肉つけなさい、

手術後の治りが早くなるから。

と言われたらしい。

会社も同じだなぁ

と思います。

うまくいってる時から

調子に乗り過ぎず

謙虚に学ぶこともやっておく。

遊びもやったらいいけど

本分を忘れたらダメです。

まじめに仕事してても

うまくいなかい

ことだってあります。

自分の業界や業種の知識が

どれだけ深くても

経営や会計を知らなければ

うまくいかないこともあります。

倒産情報の中に出てきた

会社の社長も

自分の仕事のことは

めちゃくちゃ詳しかった。

けっこうな社歴もあったし

商品も悪くなかった。

でも財務内容はボロボロだった。

そして倒産した。

やっぱり

経営や会計の知識

原理原則を学ぶということは

とても大事なことだと思います。

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