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京都のコッカラマネジメント

盛れないキャッシュフロー計算書の話

会計

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高校野球全国大会が

始まってますね。

京都は姪っ子が通っている

高校が出場していて

姪はチアリーディング部に

入っています。

 

 

野球にはさほど興味ないんだけど

応援席にカメラを向けられた時に

姪が映らないかな~と思って

テレビ観戦しようと思っていたら

今週金土で行うキャッシュフローMGの

資料作りに没入してしまい

気付けば試合が終わっていました…。

 

 

あ、しかも負けてる…。

 

 

2回戦は観ようと思ってたのに

残念。

 

 

没入していた資料作りですが

B/SとP/Lとキャッシュフロー計算書の

関係をわかりやすく

まとめてみました。

 

 

決算書には財務三表といって

貸借対照表(B/S)

損益計算書(P/L)

キャッシュフロー計算書

の3つがあります。

 

 

3つあるのは知ってるけど

どうつながりがあるのか

分からないって人は

多いんじゃないでしょうか。

 

 

つながりはMGの講義に譲るとして

3つ名前を並べた時に

違和感を感じません?

 

 

貸借対照表と損益計算書は

ガッチガチの日本語なのに

キャッシュフロー計算書はカタカナ英語です。

 

 

これは生まれた年が違うからです。

 

 

貸借対照表と損益計算書という言葉は

明治維新の頃に生まれてます。

海外から入ってきた会計を

福沢諭吉が和訳して名付けました。

 

 

その時はまだ

キャッシュフロー計算書はなかったんです。

 

 

キャッシュフロー計算書の作成が

日本の上場会社で義務付けられたのは

2000年頃です。

たった20年ほど前です。

 

 

明治維新が約150年前なので

歴史がぜんぜん違いますよね。

 

 

100年以上なくても平気だったのに

作るようになったのは

B/SとP/Lの厚化粧の

度が過ぎるようになったからです。

粉飾決算というやつです。

 

 

良く見せるために

架空取引をして

利益が出ているように

見せかける。

 

 

化粧で人が変わりますよね(笑)

同一人物とは思えないほど

変わる人もいます。

 

 

 

 

決算書も化粧で変わるんです。

魅力的な会社だと騙されて

求婚する(株を買う)

投資家が出てきたので

スッピン公開を義務付けたんです。

 

 

スッピンを晒せとは

思い切ったことを

義務付けましたね(笑)

 

 

お金の在る無しは

現物そのものですから

盛れない、化粧できない。

 

 

現物に合うように

入ってきたお金と

出ていったお金を

取りまとめるのが

キャッシュフロー計算書です。

 

 

架空取引はお金の裏付けがないので

キャッシュフロー計算書に含めることが

できません。

 

 

だからキャッシュフロー計算書は

盛れないんです。

 

 

P/Lでいくら盛っても

キャッシュフロー計算書はスッピンなので

化粧はバレるというのが

キャッシュフロー計算書の誕生背景です。

 

 

中小企業でも決算書に

キャッシュフロー計算書を載せている

会社がありますが

そんな使い方、実際のところ

あんまりしないんですよね~。

 

 

お金が何に化けたか?

お金が増えたのは本業の活動でか?

本業以外の活動でか?

こういうことを見るのに使うのが

一般的なんじゃないかと思います。

 

 

 

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会社名 コッカラマネジメント合同会社
営業時間 9:00 ~ 18:00
定休日 土・日・祝日

中小零細企業 赤字脱出の救世主

名前 小笠 信弥
職業 公認会計士
住まい 京都市
出身 京都府

Profile

公認会計士として監査法人に約10年間勤務。

リーマンショック後に中小企業の事業再生業務に就き、中小零細企業やその経営者の現状を知る。

経営戦略や会計の知識がないと、頑張っても報われない間違った努力になると痛切に感じる。

苦しんでいる中小零細企業やその経営者の力になりたいと模索している時、MGと出会う。

西順一郎先生に師事し、MGを学ぶ。

京都市を中心にMG研修(コッカラMG)を開催しています。
コッカラMGに参加したい方、社内研修にMGを導入したい方は、お問合せください。

☆理念
「MGを通じて強靭な会社を経営者と共に創り、日本経済を元気にする!」

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