ツケで飲んだら会計はどうなる？

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西研京都MGは素晴らしかったけど

一晩寝たら普通の月曜日がやってくる。

今日は分からず屋の社長がいる

会社のミーティングの日でした。

分からず屋というのは

言い過ぎかもしれないけど

会計の話が通じないんですな。

今期決算の着地見込の話になって

今は黒字になっているけど

決算時に引当金の繰入額があるので

それで赤字になってしまうんです。

社長はそう言うんです。

まぁ、そう言いたくなるのも

分からなくもないですが…。

MGに引当金はありません。

でも減価償却費はありますね。

赤字だから減価償却費をゼロにして

黒字にした決算を出したら

「はい、ダメ～！」

と言われますよね。

減価償却費をゼロにして

黒字にしても

分かってる人には

そんなの、ホントは赤字やん。

と見抜かれるわけですよ。

だから意味が無いんです。

引当金の話も同じなんです。

MGをしている人なら

引当金の意味が分からなくても

ここまでの話で

なんとなく分かりますよね。

MGを繰り返しやっているうちに

経営だけでなく会計も

基礎的な知識・力が身に付きます。

だから

引当金の意味が分かってなくても

減価償却の話をすれば

なんとなく分かってもらえるんです。

減価償却はまず支払があって

その後に費用の計上が何期も続く。

今期の利益が少ないからと言って

減価償却費を負けてもらえたり

しません。

引当金はその逆です。

費用の計上が何期も続いて

その後に支払がくる。

今期の利益が少ないからと言って

引当金繰入を負けてもらえたり

しないんです。

別の言い方をしてみましょう。

ツケで飲んで

後日支払いをしたら

会計処理はどうなります？

ツケで飲んだ時に

飲み代がかかっています。

でも支払ってないから

未払金という借金が発生します。

翌月の給料日に

ツケを支払いました。

その時はお金が出ていって

未払金という借金がなくなります。

費用はもうかかりません。

引当金はこれと同じです。

ツケで何期も飲んでいて

すでに費用は発生しているんです。

支払がずっと先なだけ。

もう飲んじゃってるんだから

無しにはできないんです。

この話を会計の基礎力が

無い人にしても

なかなか分かってもらえません。

MGを何回か

やってみるといいですね。

会計の基礎力が身に付きますよ。

やるなら

じいちゃん、ばあちゃんの年じゃなく

もっと若い時がいいですよ。

若い時の方が理解が早いですから。

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