税理士に決算報告してもらう不思議

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久しぶりに

あ～、中小企業ってこうだった！

という体験をしました。

会計事務所で決算処理が終わると

税理士先生が会社にやって来て

社長や幹部を前にして

決算報告という儀式をします。

中小企業では

よくあることだと思います。

でも、これ

おかしくないですか？

会社の社長や幹部に対して

社外の税理士が今年の決算は

ああでした、こうでしたと報告する。

社内の人間に社外の人間が報告。

なんで？？？

普通は内部のことは

内部の人間の方がよく知ってます。

しかし

会社の会計数字のことになると

内部の人、特に会社のトップが

分かっていないことが

中小企業ではよくあります。

中小企業では

会社で経理機能を持っておらず

会計事務所に経理処理を任せている

場合もありますが

それは理由にはならないと思います。

経理処理を外部でやっていても

毎月、月次の結果は

送ってくるでしょうし

紙でもデータでもリクエストすれば

会計事務所は送ってくれるはずです。

分からないから

あるいは興味がないから

見ていない。

毎月ちゃんと把握していたら

決算だからと言って

御大層に報告してもらわなくても

ほとんどのことが分かってるはずです。

報告してもらうとしたら

決算修正処理でこういうことをしたので

その影響がこれだけあります

という報告になるはず。

でも、実際は

売上高から各費用項目まで

税理士が説明し

社長が初めて知ったみたいな顔して

聞いています。

滑稽極まりない風景だと

僕は思います。

それを久しぶりに見て、改めて

これって、おかしくないか？

という疑問を持たないのかな？？？

と感じたわけです。

中小企業の経営者は

日々、仕事は忙しくしてるし

業界の会合にも出席して役をやったり

頑張っているかもしれません。

でも、経営や会計の勉強はしていない。

そこは自己流を通している。

でもね、

経営には勝ち方があります。

会計は負ける道を回避してくれる。

それは勉強するから分かることです。

税理士の決算報告を

有難がって聞いているようでは

いかんのです。

そんなこと

あんたに教えてもらわんでも

知っとるわ！

そう言えるようになりましょう。

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