先日、ある法人の手続きを巡って
これはこうすべきじゃ
ないのですか?
以前、○○士の先生に
そう言われたんですけど。
と聞かれました。
その士業の先生が答えたのは
たしかに教科書通りの
答えかもしれません。
監査があったとしても
間違いを指摘される余地のない
教科書そのままのやり方。
しかし、実際はすべての法人が
教科書通りの寸分狂いもないやり方を
やっているわけじゃありません。
もし、教科書通りに手続きを進めたら
後々おそろしく面倒な処理を
毎年やるはめになると知っているので
そんなことやめましょう。
制度の趣旨から考えると
そんなことは
求められていませんから!
聞いてきた人は
教わったことと違うからやや不満顔。
やれやれ…。
教科書も基本的な考え方、やり方を
示しているだけで
その道幅はある程度あるはずです。
そんな狭い道幅であるはずが
ないんです。
ある程度ある道幅のどこを通っても
間違いではなく
なにもど真ん中を通らなくても
大丈夫です。
しかし、士業の先生の中には
ど真ん中のやり方だけを伝えて
これが正解ですので
これでやってください
と言う人がいます。
マジメ過ぎるのか
リスクを避けているのか…。
あるいは実務を知らない。
士業の先生が融通が利き過ぎるのは
これはこれで問題ですが
杓子定規すぎるのも問題です。
道幅がどの程度あって
どこまでなら道を踏み外さないのか
それをよく知っている人が
仕事が出来る人だと思います。
コンサルの中には道幅を知らなくて
道から外れたやり方を堂々と言ってる
とんでもない知ったかぶりもいます。
それあたると
後で調査や監査の時に
かなりやられることになります。
マジメ過ぎてもダメ
いい加減過ぎてもダメ
バランス感覚を持ち合わせていて
コミュニケーションがちゃんと取れて
レスポンスが早くて誠実な人…
結局そういう事になるんですが
そういう人が少ないから
いい人には集中するんでしょうね(笑)
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Profile
公認会計士として監査法人に約10年間勤務。
リーマンショック後に中小企業の事業再生業務に就き、中小零細企業やその経営者の現状を知る。
経営戦略や会計の知識がないと、頑張っても報われない間違った努力になると痛切に感じる。
苦しんでいる中小零細企業やその経営者の力になりたいと模索している時、MGと出会う。
西順一郎先生に師事し、MGを学ぶ。
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