先日、ある経営者の講話を聞いたら
B/S経営の重要性を
話しておられました。
B/Sとは貸借対照表のことです。
貸借対照表のことって言われても
それがよく分からないですよね(笑)
まぁ、「残り表」とか「残高表」と
理解してもらえれば。
B/S経営はMGをやっている人なら
「うんうん、そうだよね」
と分かると思いますが
MGやってない経営者でB/Sのことを
話す人はほとんどいません。
世の中小零細企業の社長は
頭の中は売上のことばかりで
営業利益・経常利益も
よく分かっていない人が多い。
だから、
皆さん、B/Sを見てますか?
B/S経営って大事なんですよ!
と話が始まったので
おぉ!?
と驚きました。
その人は大学卒業後
最初に勤めたのが信用金庫だと
言っていました。
そのせいもあるでしょうね。
その人の話の要点は
自己資本比率40%を常に意識して
経営をしていた。
ということでした。
自己資本というのは
平たく言うと「自分のモノ」です。
反対が他人資本で「他人のモノ」。
自己資本と他人資本を
足したものが総資本です。
自己資本比率というのは
総資本に占める自己資本の割合です。
全体の中で自分のモノが40%って
半分以下だし、たいしたことないな
と思うかもしれませんが
中小零細企業で40%以上あるって
珍しいんですよ。
講話者の実体験では
自己資本比率40%以上を
維持していたおかげで
銀行からの評価が高くなったし
超低金利で借入できたし、
ファンドに自社株を売ることも
できたそうです。
ファンドに自社株を売ったお金で
人生でのお金の心配が一切なくなり
その人は投資家に転身していました。
自己資本比率40%というのは
世間でも目指すべき目標とか
言われてるみたいですね。
自己資本比率を高くしたければ
毎期の決算で利益を出すことです。
毎期、継続して利益を出すには
どうしたらいいか?
B/Sを意識することなんです。
堂々巡りのようですが
ここで言うB/Sを意識とは
40%とかの数値ではありません。
B/Sには右側と左側があるのですが
左側を意識するってことです。
左側に何があるのかというと
会社の資産です。
B/Sの左側を意識するとは
会社にどんな資産を揃えるのか?
会社を作る、育てるイメージを
することです。
MGでは会社盤というアイテムがあり
視覚的に会社を育てるイメージが
しやすくなっています。
会社を育てていくことで
継続的に利益を出せる力を付け、
それが自己資本比率を
押し上げることに繋がります。
会社を育てることなしに
利益を出し続けることも
自己資本比率を上げることも
できないってことです。
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Profile
公認会計士として監査法人に約10年間勤務。
リーマンショック後に中小企業の事業再生業務に就き、中小零細企業やその経営者の現状を知る。
経営戦略や会計の知識がないと、頑張っても報われない間違った努力になると痛切に感じる。
苦しんでいる中小零細企業やその経営者の力になりたいと模索している時、MGと出会う。
西順一郎先生に師事し、MGを学ぶ。
京都市を中心にMG研修(コッカラMG)を開催しています。
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「MGを通じて強靭な会社を経営者と共に創り、日本経済を元気にする!」