今年の冬は久しぶりに
冬らしく寒いですね。
寒い日はお鍋が美味しいですよね~。
お鍋には豆腐がつきものです。
僕は豆腐、大好きです。
スーパーに行くと
色んな豆腐が並んでいます。
今の時期だと
鍋用豆腐などと書かれた豆腐が
売られています。
鍋には鍋用豆腐が
いいですよね!
って、ホンマかい!
鍋用豆腐と普通の豆腐、
なにか違いがあるのでしょうか?
答えは…
違いはないです。
僕は以前、豆腐屋さんの
お仕事をしていたことがありまして
その時に豆腐屋の社長から
色々教えてもらいました。
昔から豆腐は
絹ごし豆腐と木綿豆腐です。
あと、すき焼きの時に使う焼き豆腐。
用途や好みに合わせて
使い分けていました。
豆腐屋の社長さんがよく言ってました。
会社に時々お客さんから
問い合せの電話があるそうです。
例えば、
「この豆腐は麻婆豆腐に使えますか?」
など。
豆腐やぞ?
使えるに決まっとるやん!
と思いながら
「使えますよ。お使いください。」
と返答していたそうです。
○○に使えるといちいち言わんと
分からんのやろか?
社長さんはそう言って
不思議がってました。
豆腐の中身も食べ方も
昔から変わっていません。
だから売り方も変える必要は
ないのかもしれません。
でも、お客さんの方が
変わってしまった。
思考というかレベルというか…。
あるいは
どっちも変わっていないけれど
誰かが気付いた。
中身は同じだけれど
「○○専用」と書くことで
何か特別感がして今までの商品と
違う気がすることを。
人は特別感に弱いんです。
○○専用とか書かれると
そっちの方がいいような
気がするんです。
冬は鍋用、夏は冷奴用が出回りますが
中身はほとんど同じだそうです。
多少、固さが違うくらい。
でも、
鍋用や冷奴用と書いた豆腐は
よく売れていました。
これってじつは
顧客戦略です。
○○専用と謳うことで
お客さんを絞っていることに
なるんです。
お客さんを限定せずに広く売った方が
たくさん売れるように思いますが
じつは逆です。
お客さんを限定して売った方が
たくさん売れるんです。
鍋用と謳うと鍋をしない人は
買わない可能性が高くなります。
でも冬は鍋をする人がたくさんいます。
その人たちは普通の豆腐より
鍋用豆腐を選ぶんです。
特定の顧客にターゲットを絞って
ちょっと工夫すれば
同じものでも急に売れる
可能性があるってことです!
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Profile
公認会計士として監査法人に約10年間勤務。
リーマンショック後に中小企業の事業再生業務に就き、中小零細企業やその経営者の現状を知る。
経営戦略や会計の知識がないと、頑張っても報われない間違った努力になると痛切に感じる。
苦しんでいる中小零細企業やその経営者の力になりたいと模索している時、MGと出会う。
西順一郎先生に師事し、MGを学ぶ。
京都市を中心にMG研修(コッカラMG)を開催しています。
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