視界不良の経営してませんか？

黄砂の飛来が

連日ニュースになっています。

今年はひどいみたいですね。

 

 

窓から大文字山を眺めると

もや～と霞がかって

クリアに見えません。

 

 

外を自転車で走っていても

口がすぐ乾くし

口の中もなんだか粉っぽい。

 

 

ニュースで流れてた中国の映像は

本当、怖かった。

黄土色の砂嵐が街を飲み込んでいた。

 

 

あんなのに飲み込まれたら

視界なんて

まったく無いでしょうね…

 

 

 

 

視界がない

視界不良

そんな経営してませんか？

ちょっと強引？(笑)

 

 

10年ほど前

事業再生で携わった会社は

視界不良で

行き当たりばったりの経営を

繰り返していました。

 

 

社長の感覚と勢いで

会社を大きくして

エリアも販路も拡大。

 

 

毎月、固定費がいくら

かかっているのか分かってないし

どれだけの粗利益を

稼がなきゃいけないか

分かっていない。

 

 

とにかく売上を上げたらいいんだ！

そんな経営をされてました。

 

 

先月はけっこう売上あがったから

利益でたんちゃう？

え？まだ出てまへんか？

もうちょい気張って

売上あげなあきませんなぁ。

 

 

こんな感じでした。

 

 

社長からの営業マンへの指示は

とにかく売上を増やせ！

でした。

 

 

もう何年も前から

売上あげてこいって言われて

僕らずっと上げてきたんですけど

 

 

上げても上げても

もっと上げろって言われて

僕らこれ以上どうしたらいいんですか？

 

 

営業マンたちは疲れ果ててました。

 

 

営業マンたちは

より多くの受注を得るために

得意先にかけ合って

値引き交渉に応じて

売上をあげるということを

繰り返していました。

 

 

たしかに売上高は増えてました。

でも利益はぜんぜん

改善されてません。

 

 

売上は増えてますが

値引き販売してるので

粗利益はそれほど増えません。

 

 

一方で

たくさんの受注に応じるため

機械を入れる、人を増やす、残業する

それで固定費が増える。

 

 

固定費の増加と

粗利益の増加がほぼ一緒なので

利益が改善されるわけありません。

 

 

それどころか

稼働率マックスに合わせて

機械や人を入れているので

季節的な影響で受注が減ると

赤字が膨らむという有り様でした。

 

 

まさに負けるシナリオを描いて

負ける方に向かって

一直線に進んでいるようでした。

 

 

でも会社の人たちはみんな

必死になって頑張っていました。

 

 

僕はこの時

まだMGと出会う前でした。

 

 

今だったら

もっと力になれたと思うのですが

当時は力不足でした。

 

 

黒字にするには

粗利益が固定費を上回る以外

道はありません。

 

 

なので

毎月どれだけの固定費がかかるのか

分かっている必要があります。

 

 

それを超えるように

粗利益を稼ぐ計画を立てる。

売上をあげるではありません。

 

 

たったこれだけ

クリアにするだけでも

きっと変わったはず。

 

 

もし皆さんが

視界不良の経営をしていたら

今すぐクリアにしましょう！

いつでもご相談に乗ります。

 

 

 

 

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