うまい棒はなぜ安いのか

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安いお菓子の代表格のうまい棒。

そのうまい棒を1本入れるための

高級専用ケースがあるという

記事を読みました。

うまい棒は12円。

専用ケースのお値段は

なんと、2万円！！

12円のものを入れるケースが2万円！

作ったメーカーも予想しないほど

売れたそうです。

おもしろい商品を

作る会社があるんだなぁ

という記事でしたが、

僕が気になったのは

うまい棒の値段が

今でも12円であること。

今、51の僕が子供の頃

うまい棒は10円でした。

12円になったのは2022年のようで

それまでずっと

10円で頑張っていたんですね。

原料高や燃料高で

コストはもっと

上がっているんじゃないかと

思うので

企業努力で販売価格12円を

維持してるんですね～。

もし、うまい棒の会社が

もっと利益を出したいと考えたら

どうするのがいいか？

僕はこれは簡単だと思います。

販売価格を15円にする。

25％のアップです。

ふつう25％アップって

けっこうな値上げですが

もとが安いので15円という金額に

そんなにインパクトがない。

うまい棒の根強いファンや

お母さんや子供は

15円でも安いお菓子なので

やっぱり買うと思うんです。

値上げしても

きっと販売数量はほとんど

落ちないでしょう。

販売数量が落ちないってことは

値上げした分がそのまま

利益の増加に

つながるってことです。

これって

すごい強い商品じゃないと

できません。

ただ、

うまい棒の値上げは

会社がそうは簡単に

しないと思います。

12円になる前

内容量を少なくするなどして

なんとか10円を維持しようと

かなりの努力をしたそうです。

これは会社の利益よりも

たくさんの子供たちに

うまい棒を届けたい、

長く愛される商品であって欲しい

という経営者の想いが

あるからでしょう。

そもそも、うまい棒は

子供が自分で選んで買える商品

というコンセプトで

作られたそうです。

だから10円だったそうです。

儲けがなければ

会社は存続していくことが

できません。

ですが儲けばかりで

想いが薄っぺらいと

お客様から支持されないので

結局、儲けることはできません。

儲けだけでも

想いだけでもダメで

両方いるってことです。

2万円のケースが売れたのも

うまい棒が国民的に愛されている

駄菓子だからこそでしょう。

うまい棒のケースじゃなかったら

売れなかったと思います。

想いと儲けのバランス

とっても大事です。

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