
経営・会計の勉強1000人が受講!公認会計士が教えるMG研修!
京都のコッカラマネジメント

お客様の会社の会議で
こんな話がありました。
コロナ禍で減ってしまった客数は
急には戻らないけど
来期は例年より定年退職を
迎える人が少ないので
退職金の支払いが減ります。
だから来期は黒字になる
と思うんです。
この発言をしたのは理事長でした。
僕は
あ~、またか…。
と思って聞いていました。
結論から言うと
この法人は
退職金の支払いが少なくても
費用負担は例年と変わりません。
なのでそれで黒字を見込めるという
ことにはならないんです。
それはなぜか?
退職金に対する引当金を
計上しているからです。
引当金というのは
ある一定の条件を満たした場合、
将来の費用を先に計上することで
発生する負債項目です。
先に費用計上してしまっているので
実際に退職金を支払った時は
費用がほとんど発生しません。
逆に
退職金の支払いがない時でも
引当金を計上するので
費用が発生します。
引当金を計上するようになると
退職金の支払いが
あろうとなかろうと
毎期の費用負担は
ある程度一定になるんです。
このことは何度も
理事長にお話ししているのですが
なかなか理解してもらえません。
理事長の頭の中は
お金の支払が多いんだから
費用も多くなる!
お金の支払が少ない時は
費用も少なくなる!
この考えから離れられない。
理事長が理解できない
引当金を計上するのも
どうかと思うのですが、
理事長は交代することもあるし
前の理事長は理解されてました。
それに理事長の都合で
引当金の計上を取りやめる
なんて出来ないし。
お金の動きと
損益の動きは
一緒ではないんです。
理事長はきっと
僕の話が理解できない
わけではないんだと思います。
聞いたその時は
理解しているけど
腹落ちして納得していない。
だからしばらく経つと
お金の動きに合ってない
損益が信じられなくなる。
それでまた同じ話を繰り返す…。
話を聞いたり
文字を読んだり
それでも確かに勉強になりますが
自分で経験することに比べたら
だいぶ弱くなります。
MGには引当金はありませんが
お金の動きと損益の動きは
一緒にはならないということは
よく分かります。
ゲームで実際にやってみて
結果を手で集計・計算する。
お金と損益は別なんだ!
と腹落ちしてから
引当金の話を聞けば
理解度が変わると思います。
引当金で悩んでいる人は
まずはMGをしてみてはどうですか?
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Profile
公認会計士として監査法人に約10年間勤務。
リーマンショック後に中小企業の事業再生業務に就き、中小零細企業やその経営者の現状を知る。
経営戦略や会計の知識がないと、頑張っても報われない間違った努力になると痛切に感じる。
苦しんでいる中小零細企業やその経営者の力になりたいと模索している時、MGと出会う。
西順一郎先生に師事し、MGを学ぶ。
京都市を中心にMG研修(コッカラMG)を開催しています。
コッカラMGに参加したい方、社内研修にMGを導入したい方は、お問合せください。
☆理念
「MGを通じて強靭な会社を経営者と共に創り、日本経済を元気にする!」