昨日は知覧・鹿屋研修2日目で
鹿屋の海上自衛隊基地に行ってきました。
鹿屋には日本海軍の
特攻隊基地がありました。
知覧は陸軍。
特攻隊は飛行機だから、
すべて同じで
空軍だと思っていたら
違うんです。
そんなことも
知りませんでした。
当時、空軍はありません。
日本は戦争に負けました。
戦争末期には
日本の敗戦は見えていました。
それなのに特攻隊は飛び立ち、
若者の命を引き換えにする
攻撃を繰り返しました。
↑特攻隊が飛び立ち、最後に見る開聞岳。
特攻隊は意味が
無かったのでしょうか?
彼らは無駄死にだったのでしょうか?
僕は正直、そう思っていました。
でも、
この話を聞いて考えが変わりました。
米軍の沖縄上陸前、
米軍艦から沖縄への艦砲射撃は
ハガキ1枚のスペースに
1発の砲弾が着弾するほどの
量だったそうです。
沖縄の人たちは
ガマという自然窟に隠れて
砲弾から身を守っていましたが、
そこには水もありません。
砲弾で死ななくても
水を飲めなくて死んでしまう。
水を汲みに行くために
ガマの外に出たら、
動くもの目掛けて
無数の砲弾が飛んでくる。
でも砲弾が止んで
安全に水を汲みに行ける
時間があったそうです。
それは沖縄海域に
布陣している米戦艦に向かって
特攻機が飛んでくる時間です。
砲弾はすべて
特攻機に向けられるので、
その間だけ陸地は安全になるんです。
そのおかげで
助かった命がある。
それで生き延びられた人
々がいる。
特攻隊は無駄な抵抗じゃなくて
誰かの命を守るために
犠牲になった命だったんです。
そうして命を
使ってくれた人たちに
感謝し、祈りを捧げることは
何も悪いことではないと思います。
だけど政治的な理由や
歴史認識の差で
政治家の靖国神社参拝が
問題になるのは
嘆かわしいことです。
そういうことに
縛られない僕らだけでも
真実を知り
行動で示すことが
大切だと思います。
一方で
特攻機に突っ込まれて
沈む戦艦に乗っていた
米兵も同じ人間で、
その人の死を悲しむ
人たちがいたはずです。
敵だから死ねばいい
なんてことはない。
人どうしが殺し合う行為、
戦争は個人の視点から
いいことなんて何もないです。
国の利害が対立しないで済む
方法や仕組みって無いんですかね…。
それができたらノーベル賞ですね。
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リーマンショック後に中小企業の事業再生業務に就き、中小零細企業やその経営者の現状を知る。
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苦しんでいる中小零細企業やその経営者の力になりたいと模索している時、MGと出会う。
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