戦略的経費をかけても倒産する

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空飛ぶバイクを開発していた

A.L.I.テクノロジーズという会社が

破産したというニュースを

目にしました。

空飛ぶバイクってこんなの↓。

未来の乗り物って感じで

かっちょええ！

最先端の分野だし

将来性もありそうですがね。

それでも破産することはあります。

まず、最先端の分野は

事業化に成功すると

巨額の収入が見込めますが

事業化にこぎつけるまでに

研究開発費がべらぼうにかかります。

事業化に成功するまでは

赤字が続きます。

それも巨額の。

それを支えるために

投資家からお金を

集めることができれば

問題ないのですが

A.L.Iは資金調達が想定通りに

いかなかったようです。

結果、給与や家賃も払えなくなり

破産に至ったようです。

MGでは

儲けたかったら

経費をかけろ！

と言います。

特に成長発展に必要な

戦略的な経費をかけろ！

と言います。

成長発展に必要な

戦略的な経費をケチると

成長は止まります。

成長が止まるどころか

粗利益を稼ぐ力が衰退し

赤字経営に陥っていきます。

しかし、

戦略的経費をかけたら

必ず儲かるかというと

そんなことはありません。

これはMGでも同じ。

入ってくるお金と

出ていくお金の

バランスが崩れたら

会社は倒産します。

戦略的経費は

かけなきゃいけないけど

かけりゃいいってもんでもない。

そして現実には

研究開発の成功は不確実だし

どれくらいの期間がかかるかも

分かりません。

中小零細企業が

何億円もかかるような

研究開発を手掛けるのは

現実的ではありません。

小さな金額でできて

コツコツと長期間かけて

取り組めるものがいいですね。

そして

華々しいものじゃなくて

地味なもの。

華々しくて派手なものは

やはり儲けもデカいので

資金力があるところが

横から搔っ攫っていきます。

中小零細企業の研究開発は

少額、地味、コツコツで。

夢がなさそうに聞こえるけど

そんなことないですから(笑)

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