ブックメーカーの貸倒引当金

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水原一平事件の全容が

徐々に明らかになってきました。

最初に報道されていた時より

大谷選手の口座から支払われた金額が

だいぶ大きくなっていますね…。

1,600万ドル、円なら24億５千万円！

こんな金額が口座から消えても

気付かないなんて

あり得ないと思うけど、

気付かない大谷選手は

どれだけ金持ちなのか

金に無頓着なのか…。

さらに驚いたのが

水原一平氏が賭けで勝った金額と

負けた金額です。

勝ち217億円、負け279億円！

金額、おかしくない！？

個人がこんなに

勝負できるものなんでしょうか？

差し引きすると

マイナス62億円になるのですが、

大谷選手の口座から支払われたのは

24億円なので38億円足りません。

38億円は未払いなんでしょうか？？？

気になるところです。

未払いだとすると

これは賭け屋側から見ると

未回収の売掛金ということになります。

しかし、

賭け屋がこの売掛金を

回収するのは厳しそうです。

水原氏はそんな大金を持っていないし

大谷選手の口座にはもう近づけません。

とすると賭け屋は

回収可能性が低い売掛金として

貸倒引当金を計上せねばなりません。

引当金というのは

発生する可能性が高い支出に備えて

あらかじめ計上しておく

見積金額のことをいいます。

ここで問題になるのが

38億円の未回収のうち

あとどれだけ回収できるか？です。

それによって

貸倒引当金をいくら計上するか

が決まります。

もし、

全額回収できないと見積もるなら

38億円の貸倒引当金を計上します。

半分は回収できると見積もるなら

19億円の貸倒引当金を計上します。

貸倒引当金の金額は

賭け屋の見積りによって

変わるわけです。

水原氏が今後どうなるのかは

分かりませんが

30年以下の拘禁刑の可能性も

あるみたいです。

そうなったら

回収できないと考えるのが

普通でしょう。

一方で

司法取引に応じることで

保釈される可能性も高いそうです。

そうなると

闇社会の人たちが水原氏に対して

鬼の取り立てをするかもしれません。

賭け屋が半分回収できると

見積もっていたら…

水原氏にとっては地獄です。

アメリカの監獄に入るのも

地獄でしょうが…。

悪いことはしちゃいけないですね。

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