ゴリラを見て考えるビジネス

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先日、動物園に行きました。

独りで(笑)

東京に行く用事があって

どうせ行くなら早めに行って

どこかに行こうと思い

モネ展を開催中の国立西洋美術館を

目指して上野に行きました。

平日の昼間なので

そんなに混んでいないだろうと

高をくくっていたのですが

着いてみると長蛇の列！

係りの人に聞くと100分待ち！

これは無理だと諦めて

目の前にあった上野動物園に

切り替えたという訳です。

行って分かったのは

檻の中の動物を見ても

ほとんど感動がないという事でした。

基本的に動物園にいるのは

本来、日本に生息していない動物や

希少動物なので珍しい動物たちです。

それを直に見れるのだから

感動があっても良さそうですが

感動がありませんでした。

それよりもゴリラには

西ゴリラと東ゴリラの2種類あるとか

どちらも絶滅に危機に瀕しているけど

東ゴリラの方がより深刻だとか

そういう情報の方が興味深かったです。

パンダは並ばないと見れなかったので

見ていませんが

仮に見たとしても

感動がなかったと思います。

人間の管理下にあって、

行けばほぼ100％見れる。

見るのに苦労もリスクもない。

そう思っているから

感動がなかったんだと思います。

昨年、タヒチでダイビングした時に

海中で見たイルカには感動しました。

出会えたことに興奮しました。

タヒチに行くのも大変なことだし

海に潜るのもライセンスや装備やら

必要なので簡単ではありません。

タヒチの海に潜ったとしても

イルカに出会えないこともあります。

だから、

感動と興奮があったんです。

水族館に行けば

見れるイルカであっても。

得るまでに苦労があること、

得るのに不確実性があること。

この２つがあるから価値が高まって

感動を生むんだと思います。

人は感動を求めて行動します。

感動するものに対価を払います。

ということは

苦労と不確実性を演出して

感動を導き出せれば

ビジネスになるってことです。

こう言ってしまうと

夢がなくなってしまいそうですが…

苦労と不確実性から感動へ、

までは分かるんですが

では具体的に何をすればいいか？

そういうクリエイションは

僕は苦手です。

得意な人が考えてくれた

アイデアがあれば

面白いビジネスが出来上がるかも

しれませんね！

動物園に行ったことで

こんなことを考えてました(笑)

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