社長、病気で倒れる

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風邪で3日ほど寝込んでいました。

熱は37度台だし

たかが風邪と思っていたら

思いのほかしんどくて

3日間何も出来ませんでした。

MGのリスクカードに

「社長、病気で倒れる」

というものがあります。

ゲームのルールとしては

意思決定を１回休むというものです。

リスクカードにも様々な種類があって

この「社長、病気で倒れる」は

比較的軽微なリスクと

思われているように感じます。

今回の僕の風邪で寝込むのは

まさにコレなんですが

寝込む期間にもよるでしょうが

じつは軽微なリスクではないな

と思いました。

やる予定だったこと

やろうと思っていたこと

やらねばならなかったこと

すべて狂ってしまいました。

意思決定したくても

出来ないのというのは

目の前にやるべきことがあるのに

手を付けられないのですから

かなり痛手です。

「あ～、今日何もしてない…」

と思いながら日が暮れていくのは

ストレスでした。

ゲームのリスクで

得意先倒産や火災で実損を被ると

お金が飛んで行ったり

モノが消失するので

損失が分かりやすいので

「痛いっ！」と感じます。

ところが、

社長病気は1回休むだけなので

何かが無くなるわけではなく

損失が発生したと感じません。

でも、よく考えてみると

その回でやるつもりだったことを

逃しているわけです。

販売するつもりだったのなら

得られるはずの粗利益を

逃しているんです。

これって

すごい損失ですよね？

これを痛切に感じるのは

あと30秒でゲームが終わるという時に

期末経費を払えるだけのお金が無い

という場面でしょうか。

あと1回販売すれば

期末経費を払えるお金を作れる！

よし、順番回ってきた！

カードを引いたらリスクカードで

「社長、病気で倒れる」で

それでタイムアップ…。

たかが1回休みではないんです。

時間に余裕がある時は

痛く感じないけれども

終了間際だと痛く感じるのは錯覚で

本当はどんな時でも

痛いリスクなんです。

時間に余裕がある時から

正しく意思決定をする。

無駄な意思決定をしない。

これを繰り返して

土壇場でリスクが来ても

慌てる必要がない。

これが理想です。

ずっとリスク、リスクで

最後までリスクで

どうしようもない時もありますが…。

何が言いたいかというと

1回の意思決定を軽んじてはいけない

そして、健康はとっても大事だよ！

ってことです(笑)

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