世間はGWですが
5月1日はメーデーです。
昨日、街でデモ行進をしている
人たちを見ました。
メーデーのデモ行進は
労働組合に入ってないと
縁遠い世界な気がします。
僕も参加したことはないです。
ただ、仕事で
労働組合と経営者との
団体交渉の場に
出たことがあります。
その時の議題は
ボーナス交渉でした。
労働組合の方々は
労働者の利益を代表して
交渉しているので
賃上げを要求されてました。
一方の経営者側は
そこまでは出せない
これくらいが出せる
ギリギリの水準だ
といった回答をしていました。
この時、思ったのは
情報格差があるのと
情報があったとしても
それを読み解く能力があるのか?
ってことでした。
労働組合側は
情報が少なく
開示を求めていました。
要求はするけど
自分たちでは分からないから
労働組合側の税理士に見せて
意見をもらうと言ってました。
事情をちゃんと分かっていない
専門家の意見なんて
ややこしくするだけな
気がしますが…
経営者側は
情報はあるのですが
自社の財務内容を
よく分かっているとまでは
言えない状態でした。
経営者が把握しているのは
現預金がこれくらいある
借入金がこれくらいある
現在はこれくらいの損益だ
くらいです。
将来にどんな計画があって
そのためにどれだけのお金が必要で
自力で貯めるお金はいくらで
それをどれだけの期間で貯めるのか
そうやって計算すると
今あるお金や損益は十分なのか
足りてないのか
十分だったら
賃上げにも応じれるけれど
足りてないなら
賃上げなんて無理ムリ…
そういう話なんじゃないの?
と思ったので
一度整理して、計算してみて
それをオープンにして
話し合っては?
経営者側に提案してみたのですが
言ってもきっと
分かってもらえないです。
それにヘタに情報を出すと
どう転ぶか分からないから
怖くてできません。
と言われてしまいました。
たしかに、労働組合側は
赤字でお金がないなら
借入でも何でもして
払えばいいだろう!
みたいな言い方をしてましたが…
借入をしたら
返さなきゃいけないし
その原資はどこから出るかというと
将来の粗利益になります。
将来の粗利益を先取りして
今、食ってしまうと
将来に食う分がなくなります。
あの時、払ったでしょ?
だから今回は無いよ。
将来は担当している人も代わるし
それは通じなさそうです(笑)
何が言いたいかというと
会計の基礎知識は
経営者だろうと労働者だろうと
あった方がいい!
ということです。
お互い疑心暗鬼にならなくて済むし
建設的な話し合いができるし
その方が信頼関係が築けます。
信頼関係があると
よけいな時間をかけることも
ストレスも少なくなるでしょう。
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眠くなりますよね。
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Profile
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