経営分析って何するの？

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赤字会社の経営者さんに聞かれました。

経営分析は何をするか？の前に

何のためにするのでしょう？

目的がハッキリしていないのに

何をするか？を考えることは

できないですよね。

この経営者さんは

会社が赤字なので黒字にしたい。

経営分析は大事な気がするから、

黒字化するためにした方がいいだろう。

こんなところでした。

僕が思うに

経営分析は現状把握には役立つけど

それをしたから黒字になるわけでは

ありません。

○○の数値が高い、低い。

同業他社と比べて？？？

それで何をしたらいいのか

分かるでしょうか？

分からないですよね。

経営分析は現状把握のため、

今、どこに立っているか？

安全な所に立っているのか。

崖っぷちギリギリなのか。

崖から落ちているのか。

こういうことを認識するために

すればいいのです。

じゃあ黒字にするためには

何をしたらいいのか？

黒字にするには

固定費と粗利益が高さ比べをして

粗利益の高さが高くなることが

絶対条件です。

単純に考えたら

固定費を低くして

粗利益を高くすればいい

になりますが

実際にそれをやるのは

非常に困難です。

これは経営を知らない者、

勉強してない人が

言うことです。

固定費を低くして

粗利益を高くする方法があれば

何かアイデアを出してみてください。

ほとんど出てこないはずです。

固定費が高くなってもいいから

粗利益をより高くすることを

考えましょう。

これならいろんなアイデアが

出てくるんじゃないですか？

ただこれだと

いろんなアイデアが出過ぎて

収集がつかなくなることも

考えられます。

そうならないために

先に戦略を決めましょう。

我々の顧客は誰か？

我々の商品は何か？

我々の商圏はどこまでか？

これを明確にすることです。

明確にイメージできなければ

それは明確になっていません。

明確にした戦略に沿って

いくらで売るか？

どうやって顧客を作るか？

アイデアを出すということにすれば

まとまったミーティングに

なるはずです！

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