数値は紙で持ってるだけじゃダメ

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東京のとある街の駅前で

自転車のカゴにカバンを入れて

鍵を外して出発しようとして

あ、そうだと思い出して

1～2分で済むからと

鍵をかけずに

カバンもそのままにして

自転車から離れました。

で、戻ってきたら

自転車がない。

もちろんカバンも。

カバンの中には

財布やパソコンも入っていました。

え～！

自転車も財布もイタイけど

パソコンが無くなると

大事な情報が入っているから

仕事ができなくなる。

どうしよう…。

困っていたら

目が覚めました。

夢で良かったぁ！

現実だったら

あんなに人が多い場所で

大事な物が入ったカバンを

そのままにして離れることは

あり得ないと思うんだけど

失敗する時って

いつもだったら

あり得ないことをして

やらかしてしまうことが多い。

この夢は何かを

示唆しているんだろうか…？

何かの予兆なら気を付けた方が

いいってことかも。

予兆とは

何か起こる前触れのことですが

事前に察知できたらいいですよね。

何回かブログで書いてますが

会計の役割の1つが

予兆を示すことです。

会計は経営の結果を

数字で記録するものです。

会計だけでなく

経営にとって重要な

販売数量などの数値情報を

記録して貯めていくと

とても有用な情報になります。

会計や販売数量などの数値は

ただ紙で持ってるだけでは

使える情報にはなりません。

パソコンに入れて

加工して使える

データにすることが必要です。

この数値が下がってきたとか

基準値を上回ったとか

予兆を示すサインは

数値データを加工することによって

見えるようになるからです。

だから紙で持ってるだけじゃ

ダメなんです。

僕が以前

事業再生業務で関わった

業績が悪い会社は

情報はすべて紙で

加工できるデータで持ってる

会社はありませんでした。

もちろん

これらの会社でも

パソコンは使っていました。

でも

データを加工して使える状態で

残すという感覚は一切なく

紙に手書きしていた書類を

ただパソコンで作っているだけでした。

見た目が綺麗な書類を作るために

パソコンを使っているだけ。

これは勿体ない使い方です。

MGを創った西順一郎先生が言う

「科学的に経営する」は

パソコンの機能を使って

データから科学的情報を得て

経営のかじ取りをすることです。

MGを実経営に活かす。

科学的に経営する。

そのためには

情報のデータ化をしましょう！

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