出来ない、分からないことは恥ではない

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昨日までお手伝いしで参加していた

ある会社の社内MG。

最年長の参加者は

60歳になる部長さんでした。

初めてのMGです。

始まる前に部屋に入ってこられ

と仰っていました。

年齢で差別しちゃいけないけど

やっぱり若い方が記憶力もいいし

頭の回転が速いし慣れるのも速い。

MGはゲームだけれど

作り込まれた会社経営ゲームなので

ルールはたくさんあるし

決算は原価計算もあるし

企業会計原則に則った

本格的なものです。

年齢がいってから初体験するには

少々重たい気もします。

しかし、この部長さん

数字の写し間違いや

計算ミスがあるので時間はかかるけど

愚痴や弱音を一切口にせず

疲れた様子もなく明るく元気に

決算に取り組んでおられました。

もっと言うと

ゲームの成績も散々でした。

管理職の高いポジションの方なので

途中でヘソを曲げて

怒ってしまわれないか心配しましたが

それも杞憂に終わりました。

この部長さん、立派な人だな…

その姿を見て僕は感服しました。

偉くなってしまうと

周囲の見る目もあるし

みっともない姿を見せたくないと

思うものです。

その結果、周りに気を使わせ

変な空気にしてしまうこともあります。

そうなると

「扱いにくい人」になってしまい

若い人から声は掛からなくなります。

この部長さんは

出来ない自分をさらけ出しても

平気な顔をしていたし

謙虚な姿勢と明るい態度で

最後までやり抜かれました。

きっと職場でも若い人から

慕われてるでしょうね！

西研MGで分からないことは

「分からない」と言えるのが

利口者だと教わりました。

偉くなってプライドが邪魔して

分からないと言えなかったら

一生分からないままです。

一時の恥よりも

一生分からないことの方が恥ずかしい。

話を聞いてなくて

「分からない」と言うのは

たまにいる困り者ですが、

話を聞いても分からない時は

「分からない」と言っても

恥ずかしいことではありません。

話している方も

ちゃんと聞いてくれている

理解しようとしてくれている

と感じるので

むしろ嬉しいものです。

いつでも

ハイ、分かりません！

と言える人間でありたいですね。

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