ソウルから帰る前に
おみやげを買いに行きました。
街は観光客目当てのおみやげ屋が
ズラッと並んでいて
客引きの人もたくさんいます。
どの店に入っても
安くするよと言って
元の価格表示から
大幅値下げをしてきます。
今回、実際にあったやり取りです。
価格表示から値段を下げた上に
どんどんオマケを付けてくる。
オマケと言っても
普通に陳列されている商品。
オマケ用の商品ではない。
結局、オマケもいれると
すごい量になり
機内持ち込みできる程度の
キャリーバッグまで付いてきた!
これで利益が出るとしたら
原価はいったいいくらで
どんな価格設定をしてるんだ!?
仮定の分析をしてみましょう。
原価10円のモノを
100円の値札を付けて
陳列しているとしましょう。
1つ買ってくれたら
もう1つオマケしたところで
原価20円で売上100円です。
粗利益は80円。
十分利益が出ます。
値札を付ける時は
利益率90%にしているとします。
高額の商品なら
原価50円のモノは
値札は500円になります。
1つオマケしても
原価は×2で100円。
安い商品をさらに2つオマケしても
プラス20円で原価は120円です。
売上は500円なので
粗利益は380円。
十分利益は出ますね。
利益率は76%。
高い商品が1つ売れるなら
オマケをいっぱい付けても
まったく問題なしなんですね。
上記は仮定の話ですが
きっとこんな感じなんでしょう。
店の家賃や人件費を差し引いても
営業利益は出るんでしょうね。
客はたくさん値引きしてもらった
お得感と
値段交渉のかけ合いを楽しんで
喜んで帰っていきます。
こうやって冷静に考えてみると
騙された感が出てきますね…。
いっぱい買った笹原社長、
余計な分析して、すみません…。
楽しい時間を購入していると思えば
旅先ではこんな分析しない方が
いいのかもしれませんね(笑)
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Profile
公認会計士として監査法人に約10年間勤務。
リーマンショック後に中小企業の事業再生業務に就き、中小零細企業やその経営者の現状を知る。
経営戦略や会計の知識がないと、頑張っても報われない間違った努力になると痛切に感じる。
苦しんでいる中小零細企業やその経営者の力になりたいと模索している時、MGと出会う。
西順一郎先生に師事し、MGを学ぶ。
京都市を中心にMG研修(コッカラMG)を開催しています。
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「MGを通じて強靭な会社を経営者と共に創り、日本経済を元気にする!」