本当に北風は太陽に負けたのか？

Tweet

Pocket

この前、中国が台湾を囲むように

軍事演習をしたニュースが流れた時

中国人は「北風と太陽」の話を

知らないのかな？

と思って見てました。

「北風と太陽」は

イソップ童話なのかな？

子供の頃に触れて知っています。

共に強さには自信のある

北風と太陽がどちらが強いか

勝負をすることになります。

ルールは道を歩いている旅人の

コートを早く脱がせた方が勝ち。

皆さん、知っていると思いますが

太陽が勝ちます。

この物語の教訓は

力づくでは物事はうまく運ばない

そんな教訓かと思います。

でも、この勝負、

ルールが太陽に有利だと

思いませんでしたか？

僕は子どもの頃から

なんかそんな気がして

違和感がありました。

そしたら

別の勝負もあったというのを

ネットで見つけました。

その勝負は

コートを脱がせるのではなく

旅人の帽子を脱がせるというもの。

この勝負は北風が勝ちます。

太陽が陽光を照り付けると

旅人は日差しから守るために

帽子をしっかりと被ってしまいます。

一方、北風は強風で

帽子を吹き飛ばしてしまいます。

このストーリーがもともとの

イソップ童話にあったのかどうか

分かりませんが一勝一敗です。

でもこのストーリーがあったら

教訓は変わってきますよね。

どちらの勝負でも

北風と太陽が取ったやり方は

まったく同じ。

であれば

教訓は臨機応変とか柔軟性が大事とか

そういうふうに変わってくるはずです。

ちょっと話を戻しますが

コートを脱がす勝負の時

北風にはかなり不利な条件なのに

なぜ北風はその条件を

飲んだのでしょう？

時期的には

コートを着るくらいだから

寒い時期です。

そんな時期にコートを脱がす勝負。

北風の強みは冷たい風を吹かすこと。

太陽の強みは光と熱を注ぐこと。

自分の強みを分かっていない。

勝てる土俵がどこか分かっていない。

ただただ自分の強さを過信して

勝負に挑んだとしか思えません。

そういう話を盛り込むと

教訓はまた変わります。

自分の得意や強みを活かしましょう。

勝てない勝負は避けましょう。

勝負は勝てる土俵に持ち込みましょう。

何が言いたいか？

話し手の意図によって

結論は変えられるということです。

書き始めた時の意図と

ぜんぜん違う結論になりましたが

なかなか面白い話になりました。

僕もブログの落としどころを

どう持って行こうかと

ネタの料理方法を考えます。

同じネタでも

時や人によって

違う結論を導きます。

事実は１つでも

真実はいくつもある

という事でしょうか。

盲目的に信じるとか

多面的な見方を放棄するのは

一面しか見ていないので

それで結論を出すことは危険ですね。

～～～～～～～～～～～～～～～～

経営戦略と会計の基礎が身に付く

コッカラMGの開催情報

お申し込みはコチラから！
https://kokkara.plus/seminar

Tweet

Pocket